先月11月8日木曜日に
ザ・ルーテルホールにて、札幌音楽家協議会主催のサローネコンサートに出演させて頂きました。
西野さんと若狭、デュオマルルでの出演でした。
15分の演奏でしたが、西野さんが選んだのは G.ショッカーのピッコロソナタ。
コンサートで、まるまるピッコロのみの演奏、というのはなかなか珍しいのではないでしょうか。
他のプログラムも、オルガンソロや筝、声楽、ヴァイオリンとコントラバスのアンサンブルなど、
なかなか聞けない演奏ばかりで、とても楽しいコンサートでした。
ショッカーの曲は、マルルの第二回定期コンサートでも演奏しました。
河邉さんの歌つきのトリオで、私の中では伝説の演奏となっています。
今回のピッコロソナタも4楽章に分かれているのですが、
1楽章「計画の変更」
2楽章 「古典的に」
3楽章 「悲しみ」
4楽章 「ミニチキン」
と 副題がついていました。
以前、やはり西野さんと、
ショッカー作曲 後悔と決断
という曲を演奏したのですが、重いタイトルとは少しイメージが違い、エネルギーや
独特な和声の美しさも魅力ですが、どこへ向かっているのかわからない、
もしかしたら気まぐれで作曲した???
と思えるような不思議な曲でした。
ショッカーの作る曲に どんどん興味がわき、他にも「ピクルスとアイスクリーム」、
「シシリエンヌ」など、ショッカー作曲のレパートリーがどんどん増えていきました。
今は、フルートとピアノのための「エアボーン」という曲を読み始めているところです。
独奏ピアノだけ勉強していたら、決して出会えなかったG・ショッカー。
西野さんに感謝しつつ、練習を進めていきます。
皆様にまたお聴き頂ける日を楽しみに、頑張ります。